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春のはじまりを告げるたんぽぽのサラダ

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こんな食材が届きました。

たんぽぽの葉っぱに食用があるとは初めて知りました!

 

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ピサンリブラン。

黄色と黄緑色の中間といったところでしょうか、綺麗な色です。

 

 

たんぽぽとは英語でダンデライオン(dandelion)、「ライオンの歯」という意味で

ギザギザの葉っぱの見た目から名づけられているのが分かりますね。

またフランス語ではピサンリ(pissenlit)と呼ばれ、なんと「おねしょ」という意味なのだそうです。

たんぽぽの葉っぱは利尿作用があり、食べ過ぎるとおねしょしてしまう事を昔の人は知っていたんでしょうね。

 

 

さてこのたんぽぽの葉っぱは、通常よく見る色とは違います。

食用では光を遮って軟白し、食べやすくしているのだそうです。

「白」はフランス語でブラン(blanc)、ここから、軟白したたんぽぽの名はピサンリブランとなりました。

 

 

軟白作業をすることで、なんとも上品な苦さとなってくれるのだそうです。

子供の頃にたんぽぽで草花あそびをした時、

そういえば、茎の部分がとてつもなく苦かったことを思い出します。

 

 

ピサンリブランはサラダの中に忍ばせてお出しします。

少し苦みを感じたら春の訪れの合図です。

あたたかくなるまであと少し。

それまでお皿の上で春を感じて待ちましょう。